6.19.2022

44歳と父の日

6/19日生まれの僕。
44歳か、時間が過ぎるのは早いものです。

気づけば忙しさにかまけて ブログの更新すらできていませんでした。


起きたら寝室に紙袋がありました。(夜トイレに起きた時は暗くて蹴ってしまいましたが)

誕生日 兼 父の日のプレゼントとのこと

嫁さん、子供から ラコステのTシャツ
手持ちが状態悪くなってきているから嬉しい。

長女がお小遣いから 買ってくれたポロシャツ
値段の多寡よりも正直本当に嬉しい。



日本と比べ不便なこともありますが、それなりにメキシコを楽しんできます。
住んで都ににするしかないさ がモットー。その後 ブタになる訳ですが。









人生100年時代 まだまだ若い気持ちで頑張ります。

2.08.2021

シクロクロス自転車を組む Ritchey Swiss Cross

 メキシコの道は舗装路ばかりではありません。

先日パンクに悩む投稿をしました。

パンクに悩むなら安全な道を選べばいいじゃない と僕の中のマリーアントワネットが示唆しますが、折角メキシコにいるんだからメキシコならでは環境を楽しみたい。


現在ローラー台に乗っていたColnago Active(2004年モノ)のパーツを移植して

シクロクロスを組みたいと思い立ち コツコツ部品集めをしていました。



Co1nago Activeから取り外したパーツ


ハンドル    3T

ホイール リム Verocity Aerohead とUltegraハブで上田の輪徳さんで手組みしてもらったモノ

スプロケ 12-27T

Fディレイラー 105 5500系

Rディレイラー 105 5500系

Tiagraコンパクトクランク

デュアルコントロールレバー 105 5500系


あたらしく購入した部品

フレーム Ritchey Swiss Cross 友人の伝手で中古で入手 クロモリです。

サドル セライタリア

シートポスト、ステム Dixna

フロントブレーキ Tectroカンチ

リアブレーキ Testachカンチ

タイヤ Panaracer グラベルキング

BB ティアグラ(Colnagoから流用を計画していたがネジが逆なことに気づきメキシコのサイクルショップのデッドストックを入手)


友人と休日の空き時間を使って(家族サービスを犠牲にしない程度に、欠品などに気づきAmazonでアメリカからの荷物の到着を待ちながら3週間くらいかけて組み立てました。



ポタリング用なのでハンドルバッグ(別名セントバーナードバッグ)
をつける。ワイヤーの引き回しは現物合わせ。
フロントアウターのチェーンリングはシクロっぽいギヤ比に変更しました。うまく嵌まらずヤスリで追加工したのは楽しい思い出です。



グラベルキングという堂々たるタイヤ。メキシコの未舗装をしっかり掴んでおくれ






本当に大変だったのがカンチブレーキの調整。
場所だったりワイヤーの長さだったり角度だったり変数だらけ。
STIレバーのブラケットカバー(ゴム部品)は廃番なので、ネットの情報を
参考に9速Soraのモノを再加工。



早速グラベル(砂利道、未舗装路)に挑む

馬に乗ったみなさんとすれ違った。うーん、メキシコっぽいね。

なお、新規にシクロクロスを組まなくても 手持ちのGT Zaskarはマウンテンバイクなんだからブロックタイヤ履かせればいいのでは というご意見もあるかと思いますが、実はそのとおりです。


シクロクロスって最高速は出ないけど、道を選ばない。(メキシコの道にはバッチリ合う)

僕はファンライドメインだし しなやかなクロモリでゆったりにはピッタリあってます。




1.06.2021

Dia de los Reyes Magos (レジェスマゴス)三賢者の日

今年もよろしくお願いします。

メキシコのクリスマスシーズンは長い。12月のポサダメキシコに始まり 1月6日の三賢者の日まで。


三賢者の日はありていに言うと

子供がおもちゃをいっぱいもらえる日とのこと。恐ろしいことに地域によるもののクリスマスプレゼントとは別勘定。





三賢者は星に導かれ Bethlehem(ベツレヘム、キリストの生地)へ

お祝いの品を届けに長い道のりを馬や象やラクダに乗ってやってきたそうです。

贈り物は黄金、乳香、没薬の3つ。長い旅は12月25日から12日かかって1月5日に終わったようです。


持っている情報を合わせると、

・ポサダメキシコでは神の子を宿しているから泊まらせてもらって

・キリストが生まれて

・3人の賢者がお祝いの品を持ってくるってことか。

神の子 は 全ての子供たち。

1月5日の夜、メキシコの子供は三賢者 Reyes Magos宛てに「何がほしいか」手紙を書きます。

親は事前に子供が何が欲しいか調べておいて、この日までに買い求め、そして夜遅く子供が寝静まってからツリーの下にプレゼントを置いておきます。

この日の夜、メキシコでは大型スーパーなどのおもちゃ売り場は明け方まで開いているみたい。


そういえば昨日仕事終わりで行ったウォルマートは入場制限がかかるほどの激混みだった。


居住区の大家さんは「ちょっとしたイベントをやる」とメッセージをくれたのですが、

「ちょっとした」の定義は人それぞれ。ウォルマートから帰ってくるとでっかいピックアップトラックがとドレスを着たお姉さんがさながらエレクトリカルパレードのようにゆっくり進んでいる。


たくさんの子供達、家族が居住区のとおりに出てきていて それを見守る。


ボールをもらって大喜び。

そのあと、大きなリング型のパンRosca de Reyes (ロスカ・デ・レジェス) を食べます。 

一緒に出てくるホットショコラッテが温かった。


この中には結構な確率で人形が入っており

パンの中から人形が出てきたら 2月2日にタマレスをみんなにご馳走すると言う習慣があるそうです。

当たっちまった。

うちの長女サニーが牛を。。

近所のみんなが 「サニー、バカ。サニー、バカ」と。 ※Vakaはスペイン語で牛です。悪気はないんです。 

ちなみに次女グレースは賢者を。

なんだかんだ言って、年中祝っているね、メキシコは。

12.13.2020

Las Posadas ポサダメキシコ

 メキシコ人のクリスマスに対する思い入れには目を見張る物があります。


メキシコはカトリック信者が多く、1年の行事の中でもクリスマスを最も大事にしています。


聞くところによるとポサダ(正式には12月16日)から始まり、1月6日の三賢者の日までがクリスマスシーズン(Navidadナビダー)。

昨日は住んでいる居住区のポサダにお招きいただきました。


いつも一緒に遊んでいる子供達ですが、この日は少し特別なのです。


10数軒で借りたフワフワ遊具
これがあれば子供たちは笑顔で全力で遊びます。

Uber Eatsで取り寄せたタコス。
仲良くみんな仲良しです。


子供達は遊んで 食べて 飲んで (写真撮り忘れましたがピニャータも登場します)

大人達は談笑して 食べて 飲んで

メキシコ人って本当にパーティーが好きな民族です。


イエスを身篭ったマリアがヨセフと一緒に宿を渡り歩き

やっとのこと泊まることができた ということを祝うようです。

二組に分かれ ロウソクを持って 家の中組、家の外組に分かれて歌を歌います。


一夜の宿を貸してください

何処の誰ともわからない人に宿は貸せられません。

「中略」

是非貸してください。私の妻が神の子を宿しているのです。

それでは、どうぞ お入りください。


あとで調べたのですが、こういうやりとりのようです

そのあと、温かいポンチェという飲み物をいただきます。

グアヤバ、タマリンド、サトウキビ、テホコテ、ハイビスカス、りんご、シナモン等が入っている とっても栄養価の高いドリンクです。大人はテキーラを入れることもあるみたいです。


イエス様 一つ願いを叶えてもらえるのであれば

クラスターになりませんように。


12.06.2020

車輪の唄

錆び付いた車輪 悲鳴を上げ 僕等の体 を運んでいく 明け方の駅へと♪


車輪が悲鳴を上げる理由はサドルから伝わる重量だけではありません。

殊メキシコでは路面からの情報も少し日本とは違います。


メキシコに来て 実感を持って上達を感じるモノ。それはパンク修理です。


運動不足解消のために週末自転車に乗っていますが、ガラスの破片の乾いた棘。

僕のマウンテンバイク、長女のキッズ車、どちらもたくさんの洗礼を受けました。


乾いた棘。写真撮らなかったけど路肩はガラスの破片で輝いてる
破片がタイヤへと突き刺さる♪

替えのチューブは必ず携行。修理したものを予備に回します。

路上でタイヤ交換するのですが、早く作業しないと色々な意味で怖い。
車とか、治安とか

電動ポンプという裏技








キッズ車(シティサイクル含む)で使われているチューブのバルブは英式です。

メキシコは米式が主流なので、変換するか米式チューブに交換した方が良さそうです。




娘のチューブ。英式は色々ややこしい。
米式への変換バルブと、米式チューブも買ったので後日改造予定



パッチ修理後。僕の自転車のチューブには無数の修理跡が。
妖怪 百目を思い出します。



メキシコに自転車を持っていらっしゃる皆さん

タイヤは太めの方がいいのと、ゴムパッチ、ゴムのり忘れずに。

11.03.2020

ハロウィンと死者の日

メキシコは土日と「死者の日」・・・日本でいうお盆ですね を合わせて3連休でした。 僕を含め 家族まとめてメキシコのハロウィンは初体験だったので ちょっとレポートします。

 ちなみに近所のヘスースさんによると 10/31はアメリカ文化のハロウィンで、私の住む居住区では何もなし。

 メキシコ文化のハロウィンは11/1とのこと。(死者の日の初日に当たる)

10/31 ハロウィン(万霊節前夜祭) 
11/1 万霊節
11/2 万霊節=死者の日

 1日(日曜)、家族でグアナファトに行ってきました。
単純に観光目的だったのと 死者の日で何か盛り上がっているかなぁと。 道端でカトリーナメークをやっているお姉さんに遭遇。 

夜に備えて メイクアップな姉妹
ケーブルカーでピピラの丘に登り(歩いて登るのは治安的に怖いので自粛) 世界遺産の景色を楽しみました。
 自宅から車で1時間程度でグアナファトに行けるなんて幸せです。
6時過ぎ、時間どおりに(メキシコにしては珍しいと思う)表に出てきた近所の子供たち バッチリ仮装しています。
子供たちが各家をまわりトリックオアトリート。 

大人たちは お菓子をあげる。 面白いのは そのあとみんなで食べた 死者のパン Pan de Muerto と 暖かくてショットスパイシーなショコラティエ。 

死者のパンは骨が模られて少しシュール。少しだけオレンジピールが入っていておいしかった。
異文化に触れた連休でした。

10.18.2020

       死者の日への準備が始まる

メキシコには死者の日 Día de Muertos というイベントがあります(11月2日 国民休日)。

日本でいうお盆のようなもので、家族で集まって亡くなった先祖、家族、友人への思いを馳せる時間です。 うちの家族では初めての死者の日。ご近所さんでも準備が始まったようです。 ポップな骸骨の装飾。
いつも子供を見てもらっている大学生宅。人形は家族のメンバーだそうです。

メキシコでは骸骨は畏怖ではなく、敬愛の対象で、みんな親しんでいるようです。 日本のお盆と違って 骸骨の仮装をして マリーゴールドで装飾された街へ繰り出して 踊る(日本にも盆踊りはありますね) 陽気なところがラテンアメリカっぽいですね。楽しみに待ちたいと思います。

知識レベルが足りないのでPixerのリメンバーミーを見て予習しようかな。
昨日お呼ばれした際にいただいた外国のお菓子