9.25.2014

何があっても、だから良かった 人間を磨き、格を高める経営 を読んで

AOKIホールディングス会長 青木 擴憲  氏の本を拝読しました。
週末に参加した信州大学SVBLのお土産に頂いたものです。

講演の中で激しく感銘した同氏の経営に対する考え方が100エピソードとともに綴られています。生きるための行商時代から、社会貢献、そして次代へ繋ぐ。
これだけの経営者が同郷(県レベル)にいることを誇りに思い、同時に自分の小ささを省みる機会になりました。

同社の社是  一生勉強 一生挑戦 一生謙虚 。
本書の最後で 商才を見抜き、行商するしかない機会を与えてくれた父親に感謝。尊敬する社員に感謝 とあります。これは美辞麗句ではなく、心のそこからの言葉なんだと数分ですがお話をさせていただいて確信しています。自分以外を全て師とする。

地元長野は今、米の収穫期です。

実るほど、頭を垂れる、稲穂かな


トップが社是を力強く実践するから強い。


9.20.2014

信州大学SVBL10周年記念シンポジウムに参加して

信州大学SVBL(Satellite Venture Business Lab)の10周年記念シンポジウムに参加し、日本を代表する3名の経営者の講演を拝聴しました。
シンポジウムのおこなれた講堂

 池森賢二氏(株式会社ファンケル 代表取締役会長 グループCEO)
 青木擴憲氏(AOKI ホールディングス 代表取締役会長)

 鳥羽博道氏(株式会社ドトールコーヒー 名誉会長)

【結論】
また尊敬する経営者が増えました
それも・・・3人も同時にだ・・・ (バスケットマンガをオマージュ)

講演後のパネルディスカッションも和気あいあいとした雰囲気でこの3名の仲の良さが
窺い知れました。この3名は21年来のお付き合いとのこと、きっかけは財団法人21世紀日本委員会で鈴木敏文氏(セブンアンドアイ会長)の講演を聞いたことのようです。
この3名の偉大な経営者が結びつく契機が長野県出身の鈴木敏文氏であることは感慨深いものがあります。

3名ともタイプこそ違えど、理念を大事にして、チームと共有している。そして成功のエッセンスは
・基本に忠実に行動する
・変化に対応する
という当たり前のことです。でも、当たり前を当たり前にできている人って、本当に少ないんですよね。

本当に胸に刺さった三社の理念 ベースは他者貢献

ファンケル:
創業理念  正義感を持って 世の中の「不」を解消しよう
経営理念  「もっと何かできるはず」

AOKI:
社会性の追求、公益性の追求、公共性の追求
〜社会性を例にとると、創業時スーツ一着の価格がサラリーマンの月給に匹敵していた。スーツの流通革命を起こし、ビジネスマンが日替わりでスーツを着れるレベルに価格を下げて社会貢献する。

ドトール:
一杯のおいしいコーヒーを通じて、お客様にやすらぎと活力を提供する。



青木会長が強調していた知行合一。本日の貴重な機会を活かすよう、少しずつでも前に進もう。





お土産のカリスマ経営者の著書 早速読みたい
懇親会にて何と、青木会長からサインをいただきました。
お金をためたらAOKIでスーツかってね、って。
→著書は家宝にしますし、スーツも絶対買います

9.19.2014

ザ・ビジョン を読んで

ケン ブランチャードの本を拝読しました。主人公エリーが人生のメンターである勤務先の社長ジムとともに会社のビジョン、自らのビジョンを考えていくものがたり。
原題、Full steam ahead全力前進 は蒸気船の時代の言葉でエンジン全開みんなで同じ方向へ進んでいる様を表し、その 同じく方向 がビジョンです。
ジムが自らのビジョンを自分の死亡記事に例え、弔辞を読んでもらう時にどう思われたいかを考え、作成していたところはドラッカーの歯医者の話に通じるところがありました。
清々しく読み終え、自身のビジョン、いや目的ステートメントをメンテナンスしようと誓う僕でした。

9.12.2014

紙つなげ を読んで

佐々 涼子氏 の本を拝読しました。

東日本大震災から3年半、東北出張に合わせてですが三陸沖を自分の目で見ました。
言葉にならない。

完全な復旧には程遠い。でも、意思があるところに道はできる。