10.26.2014

超訳 論語と算盤 を読んで

渋沢栄一氏 著 阿部正一郎氏 訳の本を拝読しました。
日本資本主義の父 渋沢栄一氏が大事にしていた孔子の論語。
現在の言葉遣いでわかりやすく説明されています。
(オリジナルは読んだことがありません)

63の事例に小分けされ、一章2−4ページくらいで解説。

忠恕(ちゅうじょ 誠実と思いやり)のところでの気づき。
中学一年時代の担任の国語教師にHRにて投げかけられた 

「恕」ってどう読んで、どういう意味? という問い

結論として他者への思いやりの心を持とうという導入だったのですが
中学入学したての僕たちには難しかったなぁ。
でも、今なら解る。生きていく上で道理が通っていることがいかに大事か。

全然別件だけど、道徳を大事じゃないっていう人はいない。
でも学校教育で強化として優劣をつけるっていうのは違うと思うんだよね。
いきすぎてはいけない。まさに中庸が大事。



10.24.2014

世界に一つだけのメッセンジャーバッグ

自転車通勤で使っているメッセンジャーバッグ。
サンフランシスコのTimbuk2というメーカーのSタイプを使っているのですが、荷物が多い時はパッツンパッツンで切ない状態になっていました。

同じものの大きいものが欲しいと思う今日この頃でしたが、カスタムオーダーがあるということで挑戦してみました。
このバッグは各パートに分かれており好みの色や柄を自由に選べるというシステム。

好きなオレンジを基調にデザインしてみました。
ちょっと派手だけど、まあいいかな。

Hand made in San Francisco











この円安の時期に個人輸入という無計画さが僕らしい。
UPSでおよそ一週間で到着しました。
若干大きすぎる感もあるけど、「器が人をつくる」っていうものね。




10.05.2014

ドトールコーヒー 「勝つか死ぬか」の創業記 を読んで

鳥羽博道 氏の本を拝読しました。

同氏はドトール、エクセシオールカフェの創業者です。
帯にある成功の秘訣とは、成功するまでやめないことだ!は 彼が敬愛する松下幸之助氏の言葉です。

高校中退で家出同然で上京、生きるためにコックの見習いからスタートし、
コーヒーと出会う。ブラジル渡航を経てコーヒー会社に勤めるも自分の理想を追うために独立。
ドトールコーヒーの理念「一杯のコーヒーで安らぎと活力を」
150円でおいしいコーヒーを提供するのではなく、実質はお客様に安らぎと活力を与えるとう明確なビジョンステートメントです。

彼が座右の銘としている 因果倶時(原因と結果は必ず一致する)という考え方(220頁)。
現在の自分は過去の自分の延長線でしかあり得ないように、今日の自分の積み重ねの先にしか、将来の自分の姿はない。
彼が松下幸之助に傾倒し仕事のエッセンスを学びとったように、私も因果倶時を心にとめ、一日、一秒を大切にしようと思った日曜の午後でした。

上田駅前のドトールが閉店したのが残念。
今度出張に出たときはアイスコーヒーとジャーマンドッグを食べよう。