2.28.2015

文房具屋さん大賞

文房具屋さん大賞なる雑誌を読んでしまいました。

数点気になるものがあり、ロフトへ。

今回購入したのは
・クレパス消しゴム
・Shinbun Clip
の2点。

特に新聞クリップは良さげです。

2.27.2015

行け! 精一杯の感謝よ

久々に仕事のお話。

3月の人事異動で入社以来携わっていた営業・マーケティングの仕事を離れ、購買という新しい仕事に就くことになりました。
今日は現在の職場での最後の出勤日。

同僚と本日 仕事をしている時に伝えてもらった、職場メンバーからの私へのメッセージ(実は先週末、他の異動メンバーと私の壮行会が行われたのですが当の私が先約があり参加できず)。グッとくるものがありました。
彼ら、彼女らと5年間、同じ方向に向かい仕事ができたことを誇りに思います。

平素心がけている
・基本に忠実に、当たり前のことを当たり前にできること
・変化に対応すること

ある意味、これも変化。
聞いたところによると給料が下がらず人事異動ができるのは日本くらい。

これからは、仕事の内容は変われ、組織に貢献すべく、
基本に忠実に、当たり前のことを当たり前にしていこうと、
決意を新たにしました。


餞別でいただいた万年筆カクノとインクiroshizuku。
大切に使わせていただきます

2.21.2015

ザ・ギフティッド 14歳でカナダのトップ大学に合格した天才児の勉強法 を読んで

大川翔 氏の本を拝読しました。

会社の友人(子育て仲間かな?)とブックシェアリングをしており、お借りした本です。

ザ・ギフティッドというのは「天才」を表す英語。
この大川翔くんが両親の仕事の関係でカナダに移住し、
天才児登録をされたわけですが、カナダにはギフティッドプログラムなるものがあり、天才児登録されると公費で特別のカリキュラムを享受できるというシステムがあります。

14歳にしてカナダのトップ大学 数校より返済不要のスカラシップ(奨学金)、中には研究者として給金つきで合格したというまさに「天才児」なのですが、天賦の才だけでななく、本人の意識が高く、よく勉強されていることがわかります。

幼少期の両親(特に母親)が学ぶことの楽しさを植え付け、また、知的好奇心を抑圧しない教育をされています。

私見ですが、「ギフティッド」は天賦の才だけではなく、後天的なもの(環境や教育とか)が複雑に絡み合っていると思うんです。
また、この言葉には 天や神から与えられし才能を社会に還元せよ という意味も含まれており、本人もそれを自覚している。
すごいなあって思いました。

私は自分の娘に何を与えてあげられるだろうか。
早期教育のヒントにもなる一冊でした。


2.16.2015

実践版 孫子の兵法 を読んで

鈴木博毅 氏の本を拝読しました。ビジネスリーダー向けに書かれた兵法の解説書というイメージです。

同氏は過去に読んで非常に分かりやすいと思った「超入門 失敗の本質」著者。
ひも付けられているビジネス書はドラッカーに始まり、ランチェスター戦略、ビルゲイツ、鈴木敏文氏だったり、本当によく勉強をされている方です。72年生まれと知ってビックリ。40代前半なのか。。。

本作も同氏の明快な解説、図解が入り理解を助けてくれます。
2500年前の兵法が今でも普遍的に使える。

勝利の定義は人それぞれ。
勝利(目標)を再定義して、「始計」から行っていこう。

ライブドアのフジテレビ買収騒動でフジ側のホワイトナイトとなったソフトバンクインベストメントの北尾社長。一見、彼の著作に見えます。

2.15.2015

3か月でフルマラソン めざせ!サブ4 を読んで

インフルエンザで臥せっていると、健康のありがたさを再認識します。
当然本を買いに外出などできず、電子書籍にてNHKテレビテキストを拝読。


数年前から始めたジョギング。
昨年の目標、ハーフマラソン完走は実現できました。

今年のエントリーを予定するハーフマラソンは3つ
・軽井沢ハーフマラソン 5月
・小布施見にマラソン  7月
・上田古戦場ハーフマラソン  10月

数値目標は、昨年のベストから10分短縮の2時間。
疲れの要素は違えど、ペース的には本書で目指すフルマラソン サブ4(4時間切り)
と一緒です。

単純計算するとキロ5分40分程度で走ることが求められますが、
坂、風、トイレなどの要素を考慮するとキロ5分30秒で走り続けなければなりません。
今の私からは異次元のペース。

とりあえず、フルマラソンサブ4を目指すには月100kmの走り込みでは不足のようです。上田古戦場マラソンでの実現を目指して計画を立てていきます。

まずは、体調を取り戻そう。

マンガでわかる!トヨタ式仕事改善術 を読んで

摩周子 氏(著)、若松義人 氏(監修)の本を拝読しました。

2014年世界一の自動車メーカー トヨタ の大野耐一氏が導入したトヨタ生産方式。
基本的な考え方「カイゼン」について漫画で解説されています。

社長から依頼を受けて外部から招聘されたカイゼンのプロ プロフェッサーX が現場のプロジェクトチームとともにカイゼン手法を用い、職場をよくしていく物語

ポイント
・5Sの徹底(整理・整頓・清潔・清楚・しつけ)
これは製造業当たり前に教えられることだったのですが、「心の5S」も必要って考えたことがなかったな。 金銭の無駄・スペースの無駄・探す無駄・取りに行く無駄
・付加価値を生まない仕事は仕事と認められない
意義を失った仕事は捨てる
・安易に分かりましたといわない。実行できて初めて「わかった」
・いかなる内容もA3もしくはA4一枚で説明できないものはない

監修の若松義人氏はトヨタ自動車出身で実際に大野耐一氏の指導を受けており、トヨタをでてから色々な企業にトヨタ生産方式を導入した方で、マンガとあなどってはいけません。
頑張りは褒められない、頑張らなくてもできる仕組みをみんなで作るという意識を
メンバー全員が持てば、確かにいい方向に向かっていくはずです。
(一番うまい人のやり方を手本に手順かし、標準作業にするとか)

先ずは自分の机の5Sをしなくちゃ!!




あさきゆめみし商法(良い意味で私が勝手に命名)、増えているなあ。
でも、このマンガの絵は珍しく萌え系ではありませんでした。

登場人物が「プロフェッッサーX」だったり「カイゼンのドラゴン」だったりなので
こういう画風のマンガ家さんにお願いしたのかな?
この内容で萌え系だったらそれはそれでインパクトあったけどね。




まんがで身につく孫子の兵法 を読んで

長尾一洋 氏の本を拝読しました(漫画は久米礼華 氏)。

ここ数日インフルインザでのたうっていたのですが、熱が引いてきたので漫画でリハビリ。

小は家庭から、大は国家まで応用できる孫子(孫武)の兵法。

でも原文を書き下してもそのままでは使えないし、手っ取り早くエッセンスだけいただいちゃいましょう。という都合のよい本。
私は、こういう「あさきゆめみし商法」はとっかかりとしての意味で非常に有用と思う。

時間を投入して背伸びした本に挑戦することは、確かに自分の成長につながる。
でも 投入する時間を「戦う」と定義するのであれば
漫画でささっと要点を身につけちゃうことは 戦わずして勝つこと。これ最善なり。


お米を扱う中小企業の営業として働く主人公が、先輩から紹介された「孫子の兵法」を駆使して
社内の問題だったり
大企業との競合だったり
をうまく対処していきます。



コングロマリットと競合する中小企業に勤める私。
10倍の兵力差で包囲されてしまいそうです・・・
でも勝算なきは戦わないという安易な結論に逃げるのでなく、
正面からの殴り合いではない奇襲で突破できる方策はないかと、常に考え続けたいと思います。

古典や名作ビジネス書の解説漫画あるある言うよー。









絵が萌え系になりがちー♫

2.14.2015

V字回復の経営 を読んで

三枝匡 氏の本を拝読しました。
同氏はボストンコンサルティンググループの出身、ターンアラウンド(企業再生)のスペシャリストです。同氏の著作読むのは10年前くらいに戦略プロフェッショナルを読んで以来です。

実話をもとにした企業再生のストーリーでモデルは伏せられていますが、 年間10億円の赤字事業を2年未満で単年度黒字に立て直したと言うのだからすごいことです。

改革の9つのステップ
①期待のシナリオ
  ②成り行きのシナリオ
③切迫感
④原因分析
⑤シナリオ
  ⑥決断
⑦現場への落とし込み
⑧実行
⑨成果の認知
を順に踏むこと、それぞれへのステップの間に阻害要因がなきこと あれば取り除くこと。

開発 生産 販売 の商売の基本サイクルを効率よく回すことが顧客満足向上に寄与する
商売の基本サイクルを貫く5つの連鎖
①価値連鎖     開発→生産→販売
②時間連鎖     組織をシンプルにして社員全員が顧客に近づくために組織を短絡化する
③情報連鎖     組織間の連携
④戦略連鎖     事業全体、個別の戦略が矛盾なく繋がっていること。ストーリーが見えていること
⑤マインド連鎖     幹部や社員のマインドをひとつにすること
の抜本的な改善が不可欠。

本書で一番心に残っているのは選抜されたタスクフォースの最初で提示されたスライドの

[あなたはもはや野党ではいられない]

というメッセージ。ある程度の大きい組織になるとバリューチェーンの他の工程に責任転嫁する評論家ってどうしても出てきてしまうんですよね。

他山の石 として仕事をしていきたいものです。