12.26.2016

残業ゼロがすべてを解決する を読んで


小山昇 氏の本を拝読しました。同氏は株式会社武蔵野の社長です。
株式会社武蔵野の主な事業は
①武蔵野・多摩地区でのダスキンの営業やサポート
②経営サポート(日本経営品質賞を2度受賞している)
です。

■企業を取り巻く働き方の4つの変化
①消費税増税による雇用・採用の変化
②新卒社員のトレンドの変化
③「月45時間以上」の残業は法令違反
④社員の「健康」を重視する機運

■電通新入社員の過労による自殺事件

■一億総活躍に向けた働き方改革


により、残業を減らすため
著者が経営する株式会社武蔵野や、同社が経営サポートする多岐の業種にわたる企業が、残業削減に向けて仕組みを変えてきた取り組みが著されています。


スローガンでは惰性は断ち切れないので、残業できない仕組みを作る
 残業する理由を提出させ、仕事したフリ残業を撲滅する
 残業時間の社内ネットワークへのアクセス禁止(できなくする)
 監視カメラや、ドア施錠時間で管理(しかも部署別で公表)
 残業が多くなると賞与が少なくなるルールを策定


残業減により削減できた人件費の原資はバッチリ社員に還元する
 残業代を生活給として考える社員に対しては、人件費減のみを目的として残業ゼロは迷惑になりうることを自覚


業種の違いもあるし、一部過激なものもあるのですが、
著者が大事にするのは、

今までの考え方や常識を捨てて、新しいことを取り入れること。

難しいように思われますが、補足があります。

他業界の常識や、他業界でうまくいっていることを、自分の業界で「最初に」実行する
マネは最高の創造。素直にマネを3年も続けたら、それはもうオリジナル。

これなら、素直な気持ちがあれば、少しは実現できるような気がします。
小さいものでもできる改革を少しずつでも積み上げていくことが大事ですね。


来年は、さらに早く帰れるように仕事を組み立てよう。








 



12.25.2016

第70回ビジネス読書会を開催しました

クリスマス明けの26日。
今年最後のビジネス読書会でした。

記念すべき第70回の課題図書は猪谷千春 氏著 「町の未来をこの手でつくる」です。
岩手県紫波町(オガールプロジェクト)の成功事例を共有しました。

私たちの上田では何ができるだろうか?
先に来るのは箱モノではなく、ビジョンとライフスタイル。
・naboなど本に触れ合える環境
・自転車があれば、ひととおりの用が足せる地理
・世界に誇れるスカイランニング
・日帰り温泉施設

この町に住みたい、この町で生涯を終えたいと思える町を作っていきたい。


自分のできる範囲で考えていきたいですね。

次回は1/18です。
本日の朝ごはん 雑穀、麦とろご飯とみそ汁
贅沢に自然薯を楽しみました

選書のSさん 熱いプレゼンで師走の寒さもなんのその