12.27.2017

第82回ビジネス読書会を開催しました 教養としての社会保障 香取照幸著

年末の上田市。
今年最後になる第82回ビジネス読書会をLibrary Labにて開催しました。

今回の課題図書は 「教養としての社会保障」。
公務員人生を社会保障政策に捧げた香川照幸氏の本です。

勉強してみてわかるのが日本の社会保障制度の素晴らしさ。
皆保険制度により、低廉なコストでスピーディーに医療を受けられる(フリーアクセスの濫用など問題はある)。にもかかわらず初回保障費の水準は低い。

人口構成の変化はコントロールが難しい課題。
私たちにコントロールできることはなんだろう。

生産側に長くいること
健康でいること(健康なら働けるし、医療費も使わない。)
正しい知識を身につけること、それを伝えていくこと。





今年も1年ありがとうございました。
来年は1月24日 曽山哲人氏 著 「強みを活かす」からスタートです。

12.06.2017

文具JUNK2



文具好きの 文具好きによる 文具好きのための祭典

文具JUNKの第二弾が本日naboにて行われました。
今回は手帳を軸に、みんなの「好き」を共有しました。

手帳ひとつとっても、ほぼ日だったり陰山だったり
みんなの蘊蓄をきくと、

あー よく設計されているんだなぁ って感心。


僕も来年は 気分を新たに手帳を換えてみようと思っています。


後半はペン。
コレトだったり、フリクションボールだったり、万年筆だったり。

最後は女子力エリア
付箋、シール、ゴムバンド

話題が尽きない濃密な2時間でした。


スケジュール管理だけならスマホでも十分。
だから今の時代  書く  って贅沢だと思うんです。
これからも、お気入りの文具をつかって、ニヤニヤしてきましょう。


今日のイーゼル。
最初、Uはホチキスを意識しすぎて
Vになってしまったことはショナイ。


女子力エリア

万年筆とインク。
こうなったらもう おしまい。
リボンっぱいゴムバンド





特大インクも女子力UP。


11.21.2017

第81回ビジネス読書会を開催しました。 鈴木敏文 わがセブン秘録

第81回ビジネス読書会を開催しました。
めっきり冬になった上田市のLibrary Lab 。今回は7名の参加です。

今月の課題図書は鈴木敏文氏 著 わがセブン秘録。

セブンアイグループを10兆円の大企業に成長させた立役者のビジネスマン人生に
ついて学びました。

みんなが口を揃えたのが 「未来に視点を置く」。
現在は過去の延長線にしかない という考え方もありますが、
未来を定めることにより、今が決まる。未来志向で、現在に向き合って行きたいです。


同氏の考え方の根底
・基本に忠実に、当たり前のことを当たり前にする
・変化に対応する
変化への対応は、簡単なことではありませんが、
少なくとも、「当たり前のことを当たり前に」を念頭に日々を過ごしていきたいものです。


次回は12月27日
香取照幸 氏著  「教養としての社会保障」を学びます。
今日の朝食 カニ雑炊

朝イチのLibrary Lab


10.17.2017

第80回ビジネス読書会を開催しました 思考の整理学 外山滋比古著

秋を通り越して冬めいてきてしまった信州上田 Library Labにてビジネス読書会を開催しました。
記念すべき第80回の課題本は外山滋比古氏 著 「思考の整理学」。
初版は1986年。30年以上読み継がれている本ですが、選書したのは大学生。
nabo/Library lab開催になってから早20回。
皆様のご協力で、会を継続できていること、新しいメンバーに恵まれることに感謝です。


思考の整理法にとどまらず、人生論まで みんなで見直す機会となりました。
意識だけでも飛行機人間でありたいものです。

今日の朝食 鶏の白カレー
次回は11月22日 鈴木敏文 著 「わがセブン秘録」です。

10.08.2017

第31回上田古戦場ハーフマラソン

目の前に10番をつけれるチャンスがころがっていて、
他の番号を選びますかって話ですよ。

とある偉い人が言っていた。
5回目の上田古戦場ハーフマラソン、10番をつけれるチャンスが転がりこんできた。
(申し込み順なので、本当に偶然)

昨年は熱中症気味になり、2時間48分というワースト記録。


走り込みの不足、走り込みの不足、走り込みの不足。  ©村上春樹

今回は自分に言い訳をしたくなかった。

9月は139km走ったし、自分にできる準備はしたつもり。

目標タイムは7分/kmで、2時間27分。



ペース配分こそ少し崩れましたが、
結果は2時間27分30秒 でした。

今回は、それなりに満足。






9.19.2017

第79回ビジネス読書会を開催しました スポーツ都市戦略

第79回ビジネス読書会を開催しました。
今回の課題図書は原田宗彦氏 著「スポーツ都市戦略」です。

今回はいつもより少なめの5名での読書会となりましたが、
スポーツと街づくりに一家言あるメンバーが多く、
地元 信州 とスポーツ、街づくりについて 深い議論になりました。

自治体・行政という大きな視点だけはなく、
市民としてもスポーツを交えた街づくり、スポーツを愉しむことには参加できます。

インフラ、施設がなくても
信州はスポーツ資源の宝庫。

地域のアウトドアのカリスマ Tさんが話題に上がりましたが
地域の有志だけでスポーツのイベントを立ち上げ・運営する行動力。尊敬します。




次回は10月18日開催
外山滋比古 氏著の「思考の整理学」です。


会場Library lab

今回は一階を使わせていただきました
今日の朝ごはん 明太子バターご飯

8.22.2017

第78回ビジネス読書会を開催しました   生産性

第78回ビジネス読書会を開催しました。
今回の課題図書は伊賀泰代 著 生産性 (ダイヤモンド社) です。

今回から、naboさん隣のLibrary Labさんに移転です。

Library Labさん2階
Library Labさん1階
OECD加盟35国中、生産性は22位。また先進国中では最下位といわれる日本。
集まった11名で生産性について、意見を交換しました。




私は現状を悲観するのではなく、
まだまだ改善の余地は十分に残されており、成長しろがあるんだと考えています。

言葉のみの生産性向上ではなく(負荷の移転に思考停止しない)
常にじゃなくとも、インプットを下げ、アウトプットを上げることを意識して
仕事をしていきたいものですね。

次回は9月20日(水)
原田宗彦氏 著 「スポーツ都市戦略」です。






今日の朝食
ベーコンと自家製ドライトマトのズッキーニチーズボード焼き
バケットの塩ハーブフレンチトースト
バニラシフォンケーキ




8.06.2017

上田七夕まつりとマスキングテープ

 海野町の七夕まつりに行ってきました。

子供の頃から大好きだった海野町
確実に上田の中心地で毎週日曜は歩行者天国になっていた。

東御市在住の僕にとっては、特別な場所でした。

時を経て、町並みが変われど
それでも好きな街。

家族4人で行く七夕まつりは今回が初めて。



ここのところお祭り続きだったけど(昨日は東御の雷電祭り)
僕は長女とのコンビでいろいろ体験させます。



あまりの暑さにHana.Lab UNNOに逃げ込むと、そこではMTスクールなる
マスキングテープの催し物


これはマスキングテープ活用の例
こんなにおしゃれなツールになっているなんて。

体験もさせてもらいました。
厚紙は、穴をあけて栞にしようかな。。


携帯の電池がきれて撮影できなかったけど、
定番:喜光堂のソフトクリームで熱射病を免れました。





8.01.2017

18時に帰る を読んで

ワンモアベイビー応援団 秋山 開 氏 の本を拝読しました。


1 more baby.応援団は「二人目の壁」を乗り越えるための啓蒙活動をしている団体です。
少子化問題 〜現在の経済も少子化や人口構成の変化で多くは説明できる。なんていう話もよく聞きますが、

・オランダが「世界一子供が幸せな国」と呼ばれていること。
・そのオランダも30年前は少子化が深刻で、働き方改革を進めようとしていたこと。
・また同国は女性の社会進出がもっとも遅れてた国だったこと

知っていましたか?僕は本著で初めて知りました。今の日本と似ていますね。


成功例を参考にする。
できるところは徹底的にパクる。 はセオリーです。

・働き方の多様性が認められている。子育て支援が制度だけではなく、仕組みが運用されている。ワークシェアリングと同一労働・同一賃金 (同一待遇)
・パートタイム、フルタイムに格差がない(労働時間と収入が正比例)
・雇用形態を選ぶ権利が認められており、任意に切り替えできる。

一見 勤勉ではないように見えるが一人あたりのGDP(生産性)は日本より高い。
モチベーションが高く、効率重視なのですね。


そのまま日本で当てはめることはできなくても、成功例として学ぶところは多いです。

でもやっぱり、変革が求められるのは制度より考え方だと思います。


子供が幸せなのは、大人が幸せだから
 大人が笑顔でないのに子供が笑顔になれっこない。

家族、職場がチーム主義でコミュニケーションが深い

男性の家事への参画は当たり前のこと


幸せに生きる、結果として出生率が上がった
ってなればいいな。



7.18.2017

第77回ビジネス読書会を開催しました 走ることに語るときに僕の語ること

naboにてビジネス読書会を開催した。
課題図書は「走ることについて 語るときに 僕の語ること」村上春樹 著。

みんな  走ることを好む好まざるに関わらず
個々人の意見を交わらせた。

僕は前者だが(たぶん)、なかなかタイムが上がらない。

練習量とタイムは必ずしも正比例の関係にはないのだ。
y=ax^2 に始まり、y=ax。僕の場合、傾きはどんどん小さくなっていく。
タイムについてはaが負の値になることもある。

完璧なトレーニング方法など存在しない 完璧な自己管理の方法が存在しないように。
だけど、僕は少しでも進み続けなければならない。ここに安住している理由にはならないのだ。

「やれやれ」




次回のビジネス読書会

  毎月決められたビジネス書について意見をシェアしあう、
  一見 生産的とは言えない行為ではあるが

は8月23日だ。
今日の朝食 海鮮オクラ丼
美味しい食事もビジネス読書会の醍醐味である

7.03.2017

また次の春へ を読んで

重松清氏の本を拝読しました。
単行本は2013年の刊行、文庫本は2016年の刊行なので、ちょっと古い本ですね。

家族や運命について考えさせられる7つの短編でした。
うち、多くが東日本大震災を題材にしています。

トン汁
しおり
記念日

が特によかったです。

切ない中にも優しい気持ちになれる本でした。



+quote+
だから、すべてが間違いだったわけではない。
けれど、全てが正解だったわけでもない。
+unquote+






7.02.2017

階段のペンキ塗り

ウッドデッキの階段は訳あって2代目。
初代はメンテナンスを怠っていたため、キノコが生えてきた というのは内緒。

過ちて改めざる、これを過ちという
と孔子も言っていました。ちゃんとメンテナンスしましょう。
塗装が剥げてきたので、再塗装。


before 長年雨ざらしにしていてこんな状態でした。


塗装がはげた状態。
上塗りするため、バリや膨らみをヤスリで慣らす

after チョコレート色に塗装
早朝に作業したのですが、今日は日がでなかったため、現在も自然乾燥中です。

仕上がりには満足ですが、後片付けで手がとても汚れたのが反省点。

6.20.2017

第76回ビジネス読書会を開催しました モバイルボヘミアン


76回ビジネス読書会を開催しました。

今回の課題図書は本田直之、四角大輔 著 モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには (ライツ社) です。

仕事や場所に縛られず、旅するにように働き方、生き方とは
みんなで感想をシェアし合う中、問題提起が。

・この街に住んでいる理由、居住地決定の決め手
・仮にモバイルボヘミアン的な生き方ができるとしたら やってみる?

僕は実際この街(上田、東御)が好きだし なんていうかな?「完全無欠の中途半端さ」みたいな。
いろいろな制約もあるし、今の仕事も好きだし きっと、モバイルボヘミアン的な生き方はしないかな?と思っています。

でも、
・新しいテクノロジーを受け入れる好奇心や度量
・フリーランスのような覚悟を持ち、自分に希少性をつけていく
というキーワードは腹落ちです。






今日の朝食 生姜たぬきご飯と冷汁
涼しい気持ちになれるし美味しかった(画像はnaboさんFacebookより無断転載)

naboとビジネス読書会の架け橋になってくれた池上店長が6/26でnabo卒業
いままでありがとうございました。


次回は7月19日
走ることについて語るときに僕の語ること (村上春樹 著)です。

6.19.2017

39 God.

30代のラストイヤーが始まりました。

夕飯のおかずが1品くらい多く、あとケーキが登場しましたが、
日常どおりの団欒。

でも、次女が生まれて初めて4人で迎える誕生日
本当にありがたいことだと思います。
(次女がお腹を空かせて泣き出すので、4人で一つの食卓を囲ったわけではないのですが、それはそれでね。)


感謝の気持ちを忘れず、1年を歩いていきたいと思います。


6.09.2017

関さんの東上田ベース バイクにハンドガードを取り付ける

最近通勤に大活躍のバイク トリッカー にハンドガードを取り付けた話。

ハンドガードはハンドルに装着するもの。何に使うかというと
・オフロードのレースで前車の飛び石で手を痛めないため
・転倒でブレーキ・クラッチレバーを曲げないため
副次的に風防としての役割もあります。

実際 私はレースもしないし、オフロードにも行きません。


「見た目」

バイクも見た目が9割という竹内一郎氏の著書があったり、
メラビアンも同じような主張をしていたと思います。


今回仕入れたのは アチェルビスのラリー3(オール樹脂)というもの
Zeta(アルミ+樹脂)と迷ったのですが、ハンドル周りを余り重たくしたくなかったというのが本音。

本当は同時にグリップの交換を企んでいたのですが、届かなかったので
ハンドガードのみ取り付けます。


東上田ベースにて作業。
①グリップの端をカッターで切断し貫通させる
クラッチ側は余裕。アクセル側がちょっと大変だった。愛車トリッカーはアクセル側が白い樹脂で袋状になっていたので、ドリルでグリグリ。

なお、アクセル側の端に切り残しがあると、アクセルが戻らなくなり危険。

②ハンドルの中側にステー取り付け
ワイヤー類の取り回しに注意

③仮位置決め

④固定




完成図 翌日撮影

これは木曜の作業でした。

金曜の天気予報は晴れだったので
友人と仕事終わりに軽く走りに行こうと約束し、バイク出社したのですが、上田地域のみ土砂降り。雷に怯えながら こちらも新調したレインウェアを試すことになりましたとさ。


5.23.2017

第75回ビジネス読書会を開催しました アングラマネー

第75回ビジネス読書会を開催しました。
今回の課題図書は アングラーマネー タックスヘイブンから見た世界経済入門 (藤井厳喜氏 著)です。

タックスヘイブンを媒介した脱税やマネーロンダリング。
裏の世界を学ぶことは、表の世界の理解を深めることにつながりますね。


結局 世の中に税金がある以上、脱税は無くならない。
どんな制度で縛ろうとしても結局いたちごっこ(雁字搦めなのは、源泉徴収される我らサラリーマン層)

文末にある通り、大事なのは常識とバランス感覚。
個人のレベルとしては
・企業人として税金を納める(ためにしっかり働く)こと
・会社の外では良き消費者であること
を心がけたいと思います。

稲盛和夫氏の言葉 税は費用なり

今日の展さんの朝食 朝カレー
次回は6月21日 6:30
モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには   -本田直之、四角大輔 著です。

5.16.2017

関さんの東上田ベース

東上田ベースは僕のガレージ(所在地は東御市の東上田某所です)
ガレージでの自転車やバイクいじりを紹介する、かつてない斬新な企画です。


今日は仕事を早めに上がれたので、ガレージで作業。
バイク Trickerのヘッドライト、メーター灯の交換です。

最近 夜バイクに乗って気づいたのですが、メーターが真っ暗!

おそらく電球が切れている(まぁ、8年も経てば仕方ない)。自力でメーター灯を交換したいと思いたった。

せっかくだからLEDに。
メーターユニットにアクセスするにはヘッドライトを外さなければならないため、ついでにヘッドライトのバルブもLEDに。

試行錯誤しながら一時間くらいを費やし完了。
タイヤもオン寄りのものに換えたことだし、今年はたくさん乗りたいな。



メーターにアクセスしバルブを交換して動作チェック の図
LEDヘッドライトの光量で写真ブレブレ
光軸はガレージを真っ暗にして適当に調整
メーターを組み付けて完成。
メーターランプは青にした。妖艶。

5.09.2017

Our new family!

We are delighted to introduce you to Hinata, our new daughter.
Hinata stands for "a sunny place" in Japanese. The sun brings us warm.
Grow warm-hearted!

新しい家族 次女 ひなた。
他者を暖かい気持ちにしてあげられる、優しい心を持った娘に育ってほしい。育てたいと思います。

家族共々、今後とも宜しくお願いいたします。

                          2017年5月9日   関 和也



4.25.2017

第74回ビジネス読書会 を開催しました。LIFE SHIFT リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット 著

第74回ビジネス読書会をNABOさんにて開催しました。

今月はLIFE SHIFT。
課題本の話題性も手伝い、NABOさんになってから最大の12名での読書会となりました。

人生100年時代をどう生きていくか、多岐にわたる世代、バックグラウンドも持ったメンバーの話を聞くのは本当に興味深いことです。

マルチステージ化していく人生に 適合していけるよう、
無形資産への投資を怠らないようにしていこうと思います。
(先ずは健康かな・・・)



来月は5月24日開催 藤井厳喜 氏著、アングラマネー です。

3.21.2017

第73回ビジネス読書会を開催しました 中野信子著 サイコパス

3月に入り、暖かくなってきましたが、雪がパラつく早朝、naboさんにて
第73回ビジネス読書会を開催しました。今日は9名。

今月の課題図書は、中野信子氏のサイコパス です。

昨今ニュースで増えてきたと思っていた猟奇的な犯罪、でも今に始まったことではないのですね。
・サイコパスの特徴や傾向
・サイコパスとどう付き合っていくか
脳科学的なアプローチで説明されており、興味深い内容でした。

脳科学用語等 苦手な分野ではありましたが、参加者の分かりやすい体験談等で
少しはイメージができるようになったと思います。

驚いたのが 織田信長、マザーテレサ、スティーブジョブスといった歴史上の偉人も
サイコパスに分類されること。
このような偉人にアイディアやビジョンを雄弁に語られると、たしかに引き込まれそうですね。
今日の展さんの朝食 中華粥
エビいっぱいで美味

来月は4月26日 Life Shift にチャレンジです。

3.09.2017

熱球 を読んで

重松清 氏の本を拝読しました。

元編集者、仕事を辞めて一旦は地元の山口に帰ってきた主人公。学者の妻が単身アメリカ留学したため、小学五年生の娘と、実父と三人で暮らす事になります。

主人公は高校時代、進学校で野球をやっていたのですが、ちょっと訳ありで、閉鎖的な地元から離れます。でも、地元に帰ってきて野球部時代の仲間と再会し、物語が繰り広げられていくわけです。

図書館で借りたちょっと古い本なのですが、主人公が今の僕と同じ38歳。また、地元の公立高校で運動部(僕は野球ではないけれど)と言う同じ境遇、、結構ありふれたものかもしれない、、なので、自分に置き換えて夢中になって字を追いました。

仲間との愛
夫婦、子供、そして父親との愛
野球だけではなく、物事に打ち込むことへの愛
人の成長

中国方言も、いい味出してるけんねー。
心に残る一冊でした。


心に残ったフレーズをおすそ分け

僕たちはおとなになってから、何度逃げてきただろう。 俺は一度もないぞ  と言う人がいたら、僕は、 ふうん、すごいですねぇと感心し、決してその人と友達にならないだろう。


負けた時に気持ちよく泣きたいから 汗と泥にまみれて白球を追いかける。

2.21.2017

第72回ビジネス読書会を開催しました 司馬遼太郎 ビジネスエリートの新論語

第72回 ビジネス読書会を開催しました。
今回は私の選書 司馬遼太郎の ビジネスエリートの新論語 です。

著者がサラリーマン時代に本名 福田定一 で刊行した 名言随筆サラリーマン ユーモア新論語 が元となっています。

なぜこの本を選書したかと質問を受けましたが、実際はジャケ買い。
でも、金言がちりばめられていて、頷ける場面が多々ありました。

日本では就業者のうち83.8%を占める サラリーマンという稼業。
私もそのひとり、これまでのサラリーマン人生を振り返る良い契機となりました。

みんな取り上げたのが
40歳を過ぎたら自分の顔に責任をもつ

不惑を間近にし、今の自分の顔も悪くないな。と鏡を前に思えるよう、
日々を過ごしていきたいと思います。





今日は人数が少なかったので、2Fを使わせてもらいました。



今日の食季cafe展さんの朝ごはん
朝食プレート

本は、寄付プログラム Fure Fure Booksへ
(選書してすぐそれはないだろと総ツッコミをいただきましたが、それでいいんです。)



2.14.2017

ドナルド・トランプ、大いに語る を読んで

ドナルド・トランプの著書というより、語録ですね。
セス・ミルスタイン 編集、講談社編訳

著書だったり、発言だったり、ツイートだったり
トランプ大統領の発言がまとめられています。

大統領選挙前の経済人としての発言が中心。
低年齢・知識層に合わせたと言われる原文と、日本語訳。
言葉の背景がほとんど説明されておらず、不親切かな?と思う点もありますが、
大統領になった今でも軸はほとんどズレない(彼の本質なのだと思う)
語録は一読の価値はあるかもしれません。

ただし、これほど物言いいの「品」を気にしない米国大統領は少なくとも私の記憶上ではいなかったなぁ。
っていうことは、検閲を通過する馬力があって、閉塞感を持つ支持者層を熱狂させてるってことです。
マーケティングができてる。


1.26.2017

LINEで子どもがバカになる 「日本語」大崩壊  を読んで

矢野耕平 氏の本を拝読しました。
同氏は22年に渡り学習塾で国語の指導に携わっていたそうです。
国語の専門家、また22年にわたり、子供たちを見続けてきた経験からの表現には重みがあります。

・Lineやメッセンジャーアプリの多用による読解力の低下
・活字に触れる機会が減ったことによる語彙の貧弱化
・英語偏重による母国語としての日本語運用能力の低下

便利になった弊害は、やっぱりありますね。


表題はキャッチーにすることが目的だったのだろうか、
良い意味でLINE以外の背景についても言及されています。

やはり、たくさんの文字に触れて読み書きの基本体力をつけねばならないですね。


若い世代は大丈夫か? という不安は歴史上 常にある訳で
「ファミコンで子どもがバカになる」
「ネットで子どもがバカになる」

という著書も昔はあったのかなぁ。