2.26.2018

第84回ビジネス読書会を開催しました。 河合雅司 著 未来の年表

まだまだ寒い上田市。 naboさんにてビジネス読書会を開催しました。
今回は試験的に7:00pmの夜開催です。

課題図書は河合雅司氏 著 「未来の年表」。

本の大部分は
人口減 少子化、高齢化で日本がどうなっていくかが記されている。

日本の人口が
・100年後は5060万人
・200年後は1380万人
・西暦3000年には2000人
になるとしたら怖いですね。でも、今のままでは高い確率でこうなります。
ピーターFドラッカーが「すでに起こった未来」というように、人工構造の変化は
確度が高いのです。



急速に高齢化が進み、
2042年からは人口減になっていく。

ネガティブな未来を見せつけれらますが、
私たちには何が出来るのだろう。

戦略的に縮む ・・・人口減を受容しながらも、食い止める努力
不便もまた良し・・・今の利便性は誰かの犠牲の上に成り立っている。(この視点ではゼロサムです)

自国に、地域に、愛着を持ちながら
個々が人口減に備えるべきだと思っています。諦めたら、そこで試合終了。



最後に藻谷浩介氏 著 里山資本主義の文を引用


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人間の価値は、誰かに「あなたはかけがえのない人だ」といってもらえるかどうかで決まる。人との絆を回復することで、そして自分を生かしてくれる自然の恵みとのつながりを回復することで、ようやく「自分は自分でいいんだ、かけがえのない自分なんだ」ということを実感できる。そのとき初めて人は、心の底から子どもが欲しいと思うようになる。自分にも子どもがいていいのだと思えるようになる。
なぜなら子どもは自分と同様に、そこにいるだけでかけがえのない存在だからだ。
この自分の幸せを、生きている幸せを、子どもにも味わって欲しいと心の底から思うとき、ようやく人は子どもをもつ一歩が踏み出せる。
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自分を受け容れて、他者を受け容れる。自分が幸せになって、その幸せを次の世代に贈りたいものですね。


次回は3月19日 7:00pm。
川上浩司氏の「京大式Deep Thinking」にチャレンジです。