心屋仁之助 氏の本を拝読しました。
心理カウンセラーとしての視点から、「許せない」ってどういうことなのか、どうして「許せない」のかを分析し、その感情に対してどう付き合っていくかが紹介されています。
この 付き合い方 なんだけど、英語にすると
cope with ではなくて、get along with なんだろうな。
「許せない」という感情は、結局は
①大切なものを、奪われた
②ほしかったものを、もらえなかった
の2つ。
許す というのは 奪われたまま、もらえないままの状態をそれでよし とすること。
許すは大損することを受け入れること。
一方、許さないことも、ずっとその感情を引きずることで毎日が楽しくなくなることで大損
結局、どっちも大損。
でも、許すのもたらす大損は一回で済むのに対し、許さない大損は終わりがない。
冒頭の文章に引き込まれ、目から鱗。その感情で、長い間 大損し続けていたな。
負けるが勝ちなんていう言葉ありますが、それを学べる一冊でした。
私の、仕事や人間関係で どうしても許せない人がいるかって?
そんな野暮な質問は
ダメよー、だめだめ
0 件のコメント:
コメントを投稿