4.03.2016

毎日4時45分に帰る人がやっているつまらない「常識」59の捨て方 を読んで

山田昭男 氏の本を拝読しました。
同氏は未来工業の元社長 (2014年に逝去)です。

未来工業はぎ岐阜の電設資材メーカーです。BtoCではないので馴染みはあまりないかもしれませんが、
残業禁止、1日7時間15分労働、年間休日140日(取得率も非常に高い)
で有名です。
ブラック企業に対抗して、ホワイト企業と崇められています。

それでいて、H27年3月期の決算を見ると
売上高 35,446百万円
営業利益率 4,310百万円 (売上高営業利益率 12.1%)
自己資本比率 76%という 超優良企業です。

表紙にある 先憂後楽 の考え方、
鶏が先か、卵が先か、という議論を逆手にとっているような感じで、

まず社員に餅を与えてモチベーションを上げる(ダジャレですが)
社員が自ら考え、勝手に動き出す仕組みをつくっている。

こんな考え方をもつ経営者もいるんだぁ、びっくりしました。
実は数年前のガイアの夜明けでみたとき、変なおじさんだとびっくりしたものです。

先憂後楽の考えで、チームに何をできるか、考え、実践したいと思います。




【160405 友人の問い合わせをうけ、追記】
岐阜羽島あたりで高速道路から見える会社です。

・残業禁止
・ホウレンソウ禁止(逆に上司から部下へのホウレンソウを励行)
・パソコン・携帯といったIT禁止
(営業アシスタント除く。そんなことしている時間があったら、問屋かユーザーを訪問せよ。顧客の前に立ってこそ営業だ!)

などいろいろユニークなところはありますが、
一番は社是である「自ら考える」を社員一丸となって実践しているという会社の風土だと思います。


改善提案について例示
改善習慣が定着していない会社に改善提案の質を求めるのは欲張りである。まずは量を出す習慣をつけさせないと。
よって同社の改善提案は
定量効果、実施の回避にかかわらず、1件あたり@500円の参加賞が支給される。習慣化された中で提案の質が上がってくれば元が取れる。


筆者の先憂後楽の考え方はちょっと打算的とも思われるが、その結果、放っておいても社員が「自ら考え」稼ぎ出す風土ができて、それが高待遇という形で社員に還元される。

インセンティブが設計されている訳です。

また、管理しない管理というか、リーダーの役割は指揮・命令ではなくチームがうまく回るための潤滑油になるということ。
メンバーの成長のためなら、小さい失敗をさせることも厭わない など。 この辺り、わかっていてもできている人は少ないです。

①チームのメンバーとして自ら考える
②ビジネスコーチとして自ら考える
僕たちに何ができるだろうか。

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