重松清 氏の本を拝読しました。
アラフィフ夫の3組の夫婦(子供の独立、子供なし・別居婚、バツイチ連れ子)を中心に
・夫婦のあり方
・女性の強さ
・若者の成長
が、想像を掻き立てる美味しそうな料理の描写をスパイスにして著されています。
素直にかっこいいと思うのが、
バツイチのオガ。しくじり(離婚)を経験しているからこそ、そこから成長し人に優しくなれるし、言葉にも重みがある。
しくじりは経験であって、それが今の自分を構成している。失敗から成長しなかったら歳をとる意味がない。
例に漏れず、重松小説は読了後優しい気持ちになれるので、本当に大好きです。
僕はアラフォーですが、主人公たちと同じ年代になる10年後には
どういう気持ちで家族と向き合っているのだろうか。
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