10.18.2013

自転車のメーターを修理する(CC-RD200)

主に通勤で使っている私の相棒 GT-Zaskar(マウンテンバイク)。
メーター(サイコン)が不調でした。

スピードはちゃんと表示されるのですが、ケイデンス(回転数)が表示されません。

「ケイデンスを読まないなら、新しいのを買えばいいじゃない」と私の中のマリーアントワネットがつぶやきましたが、私も製造業の会社員の端くれ。
真の原因を見つけ出して解決したいと思い立ちました。

ちなみに、サイコンはマグネットをセンシングする簡単な構造です。

モニター ---+---- ケイデンス配線 ------- ケイデンスセンサー ---- ケイデンスマグネット
        |
                 +---- スピードセンサー配線-- スピードセンサー -------スピードセンサーマグネット     
■診断結果
センサーのケイデンス部の配線の内部断線
まあ、何年ものっているから、ショックで断線も仕方ない。


■診断に至った経緯
非表示の原因がモニターか配線か?

→配線と推定
根拠:モニターの電池消耗を疑い、電池交換するも改善せず。
   同じメーターがついている隣のロードレーサー(COLNAGO)にモニターを付け替えると
   正常に動くことを確認

構成要素はモニターと配線とマグネットしかない。
マグネットの故障はあり得ないため。断線と判断した。

■対策1
内部断線箇所の特定ができない
いろいろなところを手で押さえてみたけど、改善できない。

■対策2
内部断線箇所を特定できなかったので、配線のキットを再購入

せっかくだから、かっこよく付けてやろう!

■今後の進め方
たぶんテスターがあればできるんだろうけど。いつかテスターを入手して、はんだ付けで治したい。


パーツキット。配線と取り付け部品、マグネットが入っている。
せっかくだから、かっこよく付けたい。
CATEYEのケイデンスマグネットはクランクにタイラップでとめるタイプですが、一工夫を施す。
100均でφ13のネオジマグネット(とても強力)を購入。
実はこのマグネット、ペダル裏にぴったり張り付く。磁力が強いのでセンサーと多少距離あっても大丈夫だし、たぶん漕いでいて落ちることはないだろう。

あまりがちの配線をブラケット隙間に埋める。断線させないように優しく。


スピードもケイデンスも読んだ!
本締め。ケイデンスセンサーとスピードセンサーのタイラップは一本共用した。部品は少ないほどよいのです。






配線処理をして終了。さらに愛着がわいた。

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