池森賢二 氏の本を拝読しました。同氏はファンケルグループ創業者CEOです。
本書はファンケルの社報などで伝えられた事柄をカテゴリ別にまとめたものです。
パラグラフずつが短く、また普遍的な内容なので頭の中には入りやすかった。
ちょっと時間がかかりましたが、信州大学SVBL10周年記念セミナーのお土産シリーズ
3冊すべてに触れることができました。
この3大経営者の共通項は
基本に忠実に、当たり前のことを当たり前にすること
それさえ出来ればきっと大成功できるんだろうな。
ひとつ、幹部や社員の皆さんに考えなさい、やりなさいと委ねているところが目立ちました。一見無責任にもみえるのですが、次代を育てるために任せるところは任せているのだと思いました。同氏は今でこそ執行役員として経営に復帰されていますが、自ら定年制を敷いて一度は経営を離れていることからも、その思想が窺えます。
また 同氏はファンケル創業前にコンビニエンスのフランチャイズで経営に失敗されています。
中年の星とも言われるように、人生どこからでもやり直せるんですよね。
ファンケルの経営理念、不の解消
日常の不満、不便、不満足の中にきっとチャンスは転がっている。不満を言う時もその視点で考えよう。
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