8.01.2017

18時に帰る を読んで

ワンモアベイビー応援団 秋山 開 氏 の本を拝読しました。


1 more baby.応援団は「二人目の壁」を乗り越えるための啓蒙活動をしている団体です。
少子化問題 〜現在の経済も少子化や人口構成の変化で多くは説明できる。なんていう話もよく聞きますが、

・オランダが「世界一子供が幸せな国」と呼ばれていること。
・そのオランダも30年前は少子化が深刻で、働き方改革を進めようとしていたこと。
・また同国は女性の社会進出がもっとも遅れてた国だったこと

知っていましたか?僕は本著で初めて知りました。今の日本と似ていますね。


成功例を参考にする。
できるところは徹底的にパクる。 はセオリーです。

・働き方の多様性が認められている。子育て支援が制度だけではなく、仕組みが運用されている。ワークシェアリングと同一労働・同一賃金 (同一待遇)
・パートタイム、フルタイムに格差がない(労働時間と収入が正比例)
・雇用形態を選ぶ権利が認められており、任意に切り替えできる。

一見 勤勉ではないように見えるが一人あたりのGDP(生産性)は日本より高い。
モチベーションが高く、効率重視なのですね。


そのまま日本で当てはめることはできなくても、成功例として学ぶところは多いです。

でもやっぱり、変革が求められるのは制度より考え方だと思います。


子供が幸せなのは、大人が幸せだから
 大人が笑顔でないのに子供が笑顔になれっこない。

家族、職場がチーム主義でコミュニケーションが深い

男性の家事への参画は当たり前のこと


幸せに生きる、結果として出生率が上がった
ってなればいいな。



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