中室牧子 氏の本を拝読しました。
教育については一家言あるぞっていう人は多いと思う。私も含めて。
で、本書は 表紙にあるとおり
・ゲームが子供に与える影響
・教育にはいつ投資すべきか
・ご褒美で勉強させることの是非
など 色々なテーマが科学的根拠をもって検証されています。
数字に弱い私ですが、統計的手法やデータは重要だし 説得力も増します。
一番印象に残ったのは
A テストで良い点を取ったらご褒美をあげる
B 宿題をちゃんとやるとか ここの行動でご褒美をあげる
という実験の結果 Bの方が成績に直結したこと。
インセンティブも相手に合わせた設計が必要なんだ。
米国では、このような社会実験が多々行われている。
日本だと倫理的にどうなの?って考えがちですが、結果 大学の競争力などでは
日本は苦戦しているんですよね。
東大 2014年 23位⇨2015年 43位 (出展:Times Higher Education)
これから教育をしていく親としては
統計的手法やデータを把握しながら(鵜呑みにするのではない)方針を立てていきたいですね。
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