6.06.2013

捨てる力 を読んで

羽生善治氏の本を拝読しました。

経験は時として新しいことを考えるときに障壁となる。
歳を取ることで人はリスクを回避出来るなど賢くなる、同氏は車のブレーキに例えますが、確かに知らずにブレーキに足をかけており加速できなくなっている。というのは、まさにその通りですね。

経験値を積んだのだと開き直らず、過去の経験をスクラップアンドビルドして新しいことにチャレンジしたいものです。

将棋に目を向けると、プロのレベルでは、実力が拮抗し、鮮やかな勝敗がつくのは稀。
相手の長所を潰そうとすると勝負が低レベルになってしまう。相手の実力を引き出しながら美しい棋譜を残すことを意識するのが大事。

というパートをみて、プロレスと総合格闘技を思い浮かべました。


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